注文住宅の契約までの流れを解説!注意点も押さえておきましょう

注文住宅を依頼したいけど、どのような流れで進むのか分からず、不安に思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
せっかく新しい家を建てるのでトラブルは避けたいものです。
このようにお考えの方に向けて今回は、注文住宅の契約までの流れと注意点について解説します。
 

□注文住宅の契約までの流れ

 

1.住宅ローンの検討と事前審査

住宅ローンについての検討を始めましょう。
また、ローンが借りられるかどうか事前審査を申し込みます。
無理なく返済できるように、ライフプランに合わせてタイプを選びましょう。
 

2.仮契約

建築会社を決めた後は、具体的に計画を進めていく前に仮契約を結びます。
本契約を結ぶ前に、施主の意思確認のために仮契約を設けている建築会社が多くあります。
この際に申込み金を支払う必要があるため、準備しておきましょう。
仮契約といっても記載している内容には法的な効力が発生するため、不明な点は事前に確認しておくことが大切です。
 

3.本見積もりの依頼

間取りや設備を具体的に決めていき、本見積もりを依頼します。
付帯工事費や工事費以外の費用が含まれていないこともあるため、注意が必要です。
 

4.本契約

本見積が完成したら、本契約を結びます。
重要事項が多く契約書類はボリュームがあるため、事前に複写したものをもらい、内容の確認をしておきましょう。
 

□契約時の注意点

 
先ほど、注文住宅の契約までの流れについて解説しましたが、その際に気を付けておくべき事があるためご紹介します。
 

・キャンセルした場合の申込み金の返却について確認しておく

仮契約後に何らかの理由でキャンセルすることになった場合、申込み金の返却が行われるかどうかを、仮契約時に確認しておいてください。
契約書面に記載がなければ無効となることもあります。
キャンセル可能な期日や、返金までの日数など、具体的に記載してもらうようにしましょう。
 

・着工日、工事完了日、引き渡し日を決めておく

工事完了が遅れた場合は、その期間が長いほど問題が起きやすいため、あらかじめ日付を決めておいた方がよいでしょう。
例えば、マンションの売却日や賃貸契約日を変更する必要があったり、子供の入学式に間に合わなくなったりするかもしれません。
遅延損害金を請求する可能性もあるため、日付が明確に記載されていることは重要です。
 

□まとめ

 
注文住宅では契約までに、住宅ローンの検討と事前審査、仮契約、本見積りの依頼を経て、本契約を行います。
仮契約時には、申込み金の返却について確認しておきましょう。
また、着工日、工事完了日、引き渡し日は具体的に決めておき、問題が発生しないように注意しましょう。
スムーズに注文住宅を建てられるように、ぜひ参考にしてみてくださいね。
注文住宅の契約までの流れを解説!注意点も押さえておきましょう
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